リハビリテーション
rehabilitation
当院リハビリテーション
の特徴
病気やケガなどさまざまな疾患の発症によって障害を持った方、または日常生活に不自由を感じている方に対して、理学療法・作業療法・言語聴覚療法やレクリエーション活動を実施しています。これにより日常生活能力の向上を促し、病気やケガの発症前とできるだけ近い状態での生活が送れるよう支援いたします。
回復期リハビリテーション病棟では、脳血管疾患等・運動器疾患・廃用症候群等の疾患が主な対象疾患となります。土日祝日も休まず、365日のリハビリテーションを実施します。
一般病棟では、回復期リハビリテーション病棟で対象にならない疾患や、回復期リハビリテーション病棟に移る前の治療をしながらリハビリテーションを必要としている方を対象にリハビリテーションをしています。
当院の自宅退院率は87. 8%と、9割近くの方が自宅復帰につながっています(令和5年3月現在)。
理学療法
手足や体を動きやすくし、筋力を強化することで、起きる・座る・立つ・歩く動作を行いやすくします。階段昇降やスロープなどの応用歩行、入浴・排泄等の日常生活訓練を行います。また退院後、家庭で快適に過ごせるように、その方の機能や家屋構造に合った福祉用具の選定、住宅改修の提案、日常生活の過ごし方、介助方法などの指導も行います。
当院には、23名の理学療法士が在籍しています。
作業療法
日常生活や社会生活で必要な動作を評価し、主に作業活動を用いて訓練を行います。機能回復と共に、残された機能を最大限に活用し、身の回りの動作や家事活動、仕事復帰を目指した訓練を行い、在宅生活や家族に対する指導も行います。家事活動では、調理訓練を始め、掃除・洗濯・買い物など、その方の生活スタイルに合わせた訓練を行います。
当院には、9名の作業療法士が在籍しています。
言語聴覚療法
コミュニケーションや「食べる」ことの機能回復や生活の支援をします。
成人の脳血管障害や進行性疾患の方を対象に、失語症、構音障害、高次脳機能障害などの評価・訓練を行います。また、嚥下障害についても脳血管障害以外にも肺炎後の廃用症候群の方などを対象に評価・訓練を行います。退院時には、コミュニケーションや食事について、ご家族にも指導・援助を行います。
当院には、4名の言語聴覚士が在籍しています。
レクリエーション
個別訓練以外にも、趣味活動やレクリエーション、歌の会等グループでの活動を行い、できるだけ起きて生活する時間を増やし、退院後の生活につなげていきます。起きて生活する習慣をつけることで、自宅でもベッドから離れて生活することができるようになります。
当院には、2名のレクリエーションワーカーが在籍しています。
地域支援事業
当院では、清瀬市・東久留米市の介護予防のお手伝いをしています。
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清瀬市
通所型 短期集中予防サービス通所C
事業対象者または要支援者、チェックリスト該当の方が対象です。
清瀬市「10の筋トレ」
通いの場の立ち上げ支援・継続支援を通して、市民の自主グループの活動を応援します。
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東久留米市
支援強化型訪問介護・支援強化型通所介護
月に一度、リハビリ専門職がご自宅やデイサービスへ訪問し、日常生活動作や介護予防に関する助言を行い、在宅での暮らしをサポートします。
自主グループ支援
自主グループに訪問し、運動指導や健康相談を行います。